伊勢音頭から祭りは始まる

毎年12月31日大晦日の夜から行事は始まります。

20名近くの船頭さんと呼ばれる方たちが赤い法被を着て漁業に集まります。

提灯には出口御山神と書かれています。

出口御山神とは波切の出口にある山神のことです。

 


集まる子供たち

祭りは子供たち主体で執り行われます。

昔は男の子だけが参加していたのですが、近年は小中学生の男女が参加します。

 


新しき年の到来を告げる

子供たちは、漁協を先頭に、各々の家を回ります。

あたーろぅしーきのぅとーしのぅとうじ、さいわい、さいわい・・(この間は家によって違います) ・・ささんじゃごとは ・・旦那たのしや 餅やけ餅やけ・・ 「新しき年の・・幸い幸い・・」と万葉集に登場する大伴家持の歌に良く似た文言です。

「とうじ」は藤原氏のこと。その昔、九鬼氏の時代から始まった祭りで、藤原氏を称えた祭りだったわけです。

当時の九鬼氏の文献には古今和歌集などが登場します。和歌を参考にした掛け声だったのかもしれませんね。

意外と、九鬼嘉隆は藤原氏の系統の人だったということになります。