須賀の浜と米子の浜

須賀(すが)とは、神宮用語で美しいと言う意味です。本来は須賀で「浜」は付きません。実は、「賀」が地形、つまり浜を表しているからです。

何故神宮用語が付くかというと、この地は御食つ国であり、伊勢神宮や宮中へ御饌(みけ)を奉納していていたからと見られています。
この様な浜は、須賀以外に、灯台下の須場と2つ有ります。須場は、神域の浜となっています。

米子(よなご)の名は「湯奈胡」(ゆなご)から来ています。「湯」は温泉ではなく暖かい潮だまりを差しますが、実は隣の船越前浜近辺には本物の温泉があります。
「奈胡」は奈良時代の言葉で静かな入り江を指します。

米子浜から船越前浜にかけ御厨があったと伝えられています。


奇岩がいっぱい

海食道は潮に削られてできたトンネルです。

米子浜には過去にもう一箇所有ったのですが、台風などにより崩れてしまい現存するのはこの一つとなっています。

NHKのBSハイビジョンで放送された美しき日本百の風景にて子供達が海に飛び込むシーンはこの場所から撮影されています。

小さき勇者たち〜ガメラ〜ではトトの回想シーンで登場します。また、洞窟より右側の岩場は「お前ガメラか?」というシーンに登場します。スタッフの方々、撮影時にクレーンを分解し、この海を腰迄水に浸かり渡ったそうです。


意外と撮影が多い浜

じつは、ここ、チャンバラ映画の撮影でも使用された場所です。

付近に現代的な建築物がないことなどから格好の撮影場所だったようです。

銭形平次など幾つか撮影されているようです